50を超えてまさかのクビ。その後は10円もやしで腹を満たす日々。
50を超えてまさかのクビ。その後は10円もやしで腹を満たす日々。
「長年会社のために尽くしてきたのに・・・
社長をぶん殴ってやりたいです」
不況の煽（あお）りを受けて、
ある日突然「解雇」を通告されたAさん（50代・男性）は
悔しさをにじませながらそう語りました。
新卒から四半世紀以上勤めあげてきた会社からの、
突然すぎる解雇通知。
現代のような不安定な時代、
企業がいつどのような形で無くなるか変わりません。
そんな時真っ先に「整理」されるのは
会社のために働く従業員です。
冒頭のAさんのように
長年会社のために尽くしてきたとはいっても、
会社が傾いたり人員削減の必要に迫られた場合、
「人件費」が高くつく高齢世代から切るのが
企業の論理からすれば正解なのです。
とはいえ、Aさんのように50の坂を
超えてからの突然のクビは悲惨です。
この年齢では社員としての間口も無く、
バイトすら難関です。
現在のAさんはというと、
生活費を極力抑え、貯金を切り崩しながら
毎日10円台で買える「もやし」で飢えを凌いでいます。
そんなAさんの「ぜいたく品」は、納豆だそうです。
これが今の日本の、ごく一般的な階層
（中流）に横たわる現実です。
いつどんな形で、自分の職が奪われるかわからない時代。
気づいた人たちは、
「自分の力だけで稼ぐ道」を選択し始めています。
「会社はあなたを守らない」
この事実に気づいた人たちは、
続々と動き出しています。
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